
こんにちは。「暦扇隊カレンジャー」こよみエンジです!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
カレンジャーの中では「卓レンジャー」として、主に卓上カレンダー担当として活動しています📅
これからも、カレンダーだけでなく、暮らしに役立つさまざまな「こよみ情報」やちょっとした豆知識を、ゆるりと発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします🌿
3月25日という日、そして卒業式の記憶
さて、今回は少しノスタルジックなお話を。
みなさんにとって、「卒業式」って、いつ頃行われるイメージがありますか?
私の中では、「3月25日」が卒業式の日、という記憶がずっと根強く残っています。
というのも、私の学生時代の卒業式はまさにこの日。今では少し遠い昔の記憶ですが、なぜかその日の情景だけははっきりと覚えているんです。
この日が印象深い理由はもう一つあります。
私の同級生で、当時とても仲の良かった友人の誕生日が3月25日だったんですよね。
そして、偶然にも文豪・島崎藤村の誕生日でもあるんです。
島崎藤村と、私の卒業校
島崎藤村といえば、『破戒』や『夜明け前』などの名作を世に送り出した、明治から昭和初期にかけて活躍した作家ですね。
そして実は、私の母校の第一期卒業生でもあります。今でも校歌として歌い継がれているその歌詞も、藤村の手によるもの。そんな縁もあって、3月25日という日は、私にとって特別な一日です。
卒業式と桜の記憶
卒業式といえば、もう一つ思い出すのが「桜」です。
昔は3月下旬、ちょうど卒業式の頃に桜が咲き始めて、4月の入学式頃まで咲いている――そんなイメージがありました。
でも最近では、開花の時期がどんどん早まってきている印象がありますよね。
場所によっては、3月中旬にはすでに満開になり、卒業式の頃にはもう散り始めているところも多くなってきました。
毎年変わる開花のタイミングに、「あぁ、春が来たなぁ」と季節の流れを実感します。
ちなみに、今年2024年は、東京でも桜の開花がややゆっくりな印象でした。
今まさに、お花見のベストタイミングを迎えようとしているのではないでしょうか?

東京には桜を楽しめる素敵な場所がたくさんあります。
中でも、都立公園は桜の名所が揃っていて、どこもそれぞれに魅力があります。
たとえば、
- 千鳥ヶ淵(ちどりがふち):お堀沿いの桜並木が見事で、水面に映る桜が美しいことで有名ですね。
- 新宿御苑:さまざまな品種の桜が植えられていて、開花時期もずれるため長く楽しめるのが魅力です。
- 上野公園:お花見の定番スポット。にぎやかな雰囲気が好きな方にはぴったりです。
これらの都立公園についての詳細は、東京都建設局の公式サイトにも掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
は、やっぱり「節目の季節」
卒業や入学、異動や引っ越し。春は出会いと別れが交差する、いろんな意味で**“節目の季節”**です。
思い出を振り返ったり、新しい目標を立てたり、気持ちを整理するにはぴったりのタイミングですね。
そんなときにこそ、「暦」や「季節のリズム」に目を向けてみると、不思議と心が落ち着いたり、前向きな気持ちになれたりします。
さいごに
桜を眺めながら、卒業式を思い出す。
あの頃の気持ちや思い出が、ふとよみがえる春の一日。
そんなふうに、“こよみ”を通じて季節を味わうことが、ちょっとした癒しになればと思っています。
これからも、卓レンジャーことこよみエンジが、皆さんの暮らしにちょっぴり役立つ情報をお届けしていきます!
どうぞ、次回もお楽しみに🌸